ハムの集い開催・支部報発行のご挨拶

                                      一般社団法人日本アマチュア無線連盟
                               渡島檜山支部 支部長
                                JL8LGW 船 水  明 

 日頃よりJARL渡島檜山支部の各種事業およびアマチュア無線の振興と発展についてご理解と
ご協力を賜り誠に有難うございます。支部報の発行にあたり、多くの皆様にご寄稿いただきました
ことを御礼申し上げます。

 今回、全国選出理事と北海道選出社員の方々にもご寄稿のお願いをしたところ理事2名・社員3
名の計5名の方から是非にとご寄稿頂きました。残念ながら連絡が無かったり、対応可否の連絡自
体も頂けない方もおりました。もしかすると私からの依頼の中で何か失礼があったのではと気にな
っているところです。

来年早々には選挙も控えているため会員の皆様に参考になればと思っています。特に支部会員の皆
様にとっては全国選出理事候補者の選挙は日頃接点のない中で2年に一度の選挙投票において大変
苦慮されていることと思います。今回支部報にて全国選出理事の皆様のコールサイン、名前などを
ご認識頂きまして身近な存在として感じて頂き、アマチュア無線に関する活動をJARLNEWS
などメディア情報によりご活躍の状況などを知って頂ければと存じます。

 支部長就任からの1年半を振り返ってみると、事業縮小(FOXハンティングの中止)をしたこ
とが残念でなりません。ARDF競技への入り口にもなり得るFOXハンティングは運営側と参加
者が確保できる状況となりましたら再開したいと考えて参ります。

 津軽海峡コンテストについては青森県支部槻木沢支部長が中止を提案され今年度開催が一時危ぶ
まれる状況となりましたが、JE7JGG佐藤監事にアドバイスを頂き渡島檜山支部主体となって
規約整理を実施し無事開催することが出来ました。しかし今回の「ハムの集い」にて表彰できない
状況となっており入賞者の皆様には大変申し訳ございません。今一度両支部の担当者間で協議を行
い早急に入賞者の皆様への賞状発送ができるよう対応して参ります。

 長年続いております「支部2mFMロールコール」は毎月第一土曜日20時から変わらず実施し
ています。これはJE8HLA伊藤支部長時代に始まったものです。10月は19局の参加があり
ました。今後も気軽に一声出して頂けるような運用を行って参ります。

今後も支部会員の皆様をはじめ多くの関係者の皆様に支えられながら、執行部一同力を合わせて支
部運営を行って参ります。

 今年6月には初めて社員総会へ出席して参りました。そこで見たものは既に皆様ご承知の通り前
会長の「逃亡劇」でした。混乱の中、急遽新会長に就任した森田会長を中心とした新体制が始まり
ました。新体制発足後は森田会長の主導の下、新しいJARLとして山積みとなっている問題解決
に向けて動き出しています。理事会には明確な方向性を示して頂き、私たち一人一人がアマチュア
無線を今後も楽しんで行けるように一部分にとらわれることなく広い視野を持ち社員として協力し
て参ります。また北海道3理事には問題解決の中心的役割を是非担って頂き、北海道の会員の期待
に応えて頂ければと思います。

 さて、北海道8支部体制は令和6年4月に50周年を迎えます。

 会員数減少、役員の高齢化など、北海道8支部の直面している問題は深刻度が高まっています。
社員総会でもとある地域(確か0エリア)の支部長から「会員200人そこそこの支部」に対して
心配というか批判的な意見が出ていたことも事実です。認めたくない方も多いでしょうが北海道に
限らず「支部再編」は今後避けては通れないものとなるでしょう。今後は『隣接支部』と協力し連
携した事業も検討していきます。私は「支部再編」を見届ける覚悟でこの職から逃げることなく職
務を全うする所存です。

 今回名称を「ハムの集い」にあらため、多少大げさな表現ですが全国からご参加頂きたいとの思
いで準備を進めて参りました。この「ハムの集い」が皆様の親交を深める良い機会になることを願
います。昨年は出来なかった前日の懇親会も開催することが出来たことを大変嬉しく思っています。

 最後になりますが、渡島檜山支部報の発行にあたり原稿、短信をお寄せいただいた皆様に厚く御
礼申し仕上げます。今後とも、渡島檜山支部の事業への変わらぬご支援、ご協力をお願い申し上げ
ます。